L・クランクケースを組み込む |
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・その4より
ギアシフトフォークを組み込む・・・ |
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写真ギアシフトアームのみ、リトルカブ(4速)と交換
他、ギアシフトスピンドル
ギアシフトリターンスプリング
ギアシフトアームスプリングは3速用を流用
50㏄4速化する場合
90cc用のギアシフトスピンドルを使用するらしい。 |
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手前が3速用、奥が4速用・・・ |
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シフトドラム内側に入るローラー(3×8.5)×2、
外側に入る、ギアシフトドラムピン(4×10)×4
は3速用の物が流用可能ですが、ギアーシフトドラムピン(短)(96220-40100)の
1本は購入する ¥16 |
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ギアシフドラムストッパープレートを4速用に交換
星型になるようですね。 |
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シフトドラムストッパー、
締め付けトルク:17N・mギアシフトドラムストッパースプリング
締め付けトルク:10N・m両方とも、流用可能です。 |
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キックスタータースプリング、
キックスプリングリテーナを組み込む。 |
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キックスタータースプリングを組み込む時は
クランクケースに傷が付かないよう慎重に・・・エンジンオイルを添付・・・ |
・オイルポンプの取り付け |
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126ccにボアアップする予定もありますが、
今回オリフィス拡大はしませんでした。JUN製のオイルポンプ、しなくても大丈夫とあるが、
たぶん105㏄ボアアップまでなら・・・? |
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オリフィス穴の拡大は必要なのか? |
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たっぷりエンジンオイルを流し込み・・・ |
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JUN international 強化オイルポンプを組み込む。
マウントスクリュ×3
締め付けトルク:5N・m |
・遠心クラッチの取り付け |
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KITACO クラッチKIT(遠心クラッチ用)
307-1414120 1セット
単価×数量:@¥4,690(外税) × 1遠心クラッチの仕組みを簡単に説明
(下記※2参照) |
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エンジンオイルを添付しながら
カラー(17㎜)・・・ |
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クラッチセンターガイド・・・ |
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プライマリードライブギア(17T)・・・ |
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・・・までエンジンオイルを添付 |
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プライマリードリブンギア(69T) |
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ナットロック(14mm)を専用工具で取り付ける。
締め付けトルク:42N・mロックワッシャの爪を折っておくこと。 |
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クラッチアウターカバーを取り付ける。
スクリュ×4
締め付けトルク:5N・m |
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リフタカムプレート
スプリングオイルスルーを取り付ける。クラッチリフタレバーを取り付ける。この取り付け位置は・・・× |
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正解はコレ! 位置GO正解(○ちご製菓) |
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スピリングボールリテーナを取り付ける。 |
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L・クランクカバーを取り付け・・・ |
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クラッチアジャステイングロックナット
締め付けトルク:12N・mL・クランクカバー取り付けボルトを締める。
締め付けトルクはこちらも、 10N・m(下記※1参照) |
※2 ちなみに遠心クラッチの仕組みを簡単に説明します。
エンジンの動力がドライブギアまで繋がる様子・・・
エンジンをかけるとピストンが上下して
クランクシャフトが回転する。
↓
クランクシャフト→
遠心クラッチ内Aまでが回転している。
A(ドライブプレート→クラッチアウター→クラッチプレート)
クラッチプレート→ 接触 →フリクションディスク
遠心クラッチ内B(フリクションディスク)→
クラッチセンター&プライマリドライブギア→
プライマリドリブンギア→ミッションへ
ミッション→ドライブギア(Fスプロケット)
ミッション内
(メインシャフト→カウンターシャフト)
遠心クラッチ内のA(クラッチプレート)とB(フリクションディスク)が、
合わさってドライブギアまで動力が繋がります。
上記写真Aを参考
上側がカウンターシャフト
ドライブギア(Fスプロケット)に繋がる。
下側がメインシャフト
プライマリドリブンギアに繋がる。
下記ブログをみれば大変参考になり解りやすいです。
http://diydourakutetsu.web.fc2.com/CUB_zidouenshin.html |
R・クランクケースを組み込む |
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ここまでサービスマニュアルと
KITAKO虎の巻(腰下)を参考に作業を進めてきた。
虎の巻で、
クランクケースの締め付けトルクは12N・m
とあるが本当は、10N・mでした。
(下記※1参照)信じきったおいらは、
まだ回るあれっ?
本当にかい?って思っていると・・・
軽くなった・・・ネジ切れたわけですな。 (笑) |

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笑い事ではない、トルクレンチが正常ではない?
とも思いましたが、こちらは正常でした。
これは”SH(スモールヘッド)ボルト”と言って、
締め付けトルクは、 10Nm なんです。
1本切れてしまった時点で全部外して確認すると
8本のうち、3本がボルト部が細くなっている・・・
すべて交換したが、まだ試練がつづくのだろうか(笑) |
※1 締め付けトルクが違うので注意!
クランクケースカバーのボルトは、M6(6ミリのねじ)で
六角部が8ミリの工具で回す”フランジボルト”です。
カブのクランクケースのボルトは、 ”SH(スモールヘッド)ボルト”と言って、
標準の締め付けトルクは”10Nm(1.0kgf/m)”です。
10ミリの工具で回すM6ボルトとナットの
標準締め付けトルクは、 ”10Nm(1.0kgf/m)”
10ミリの工具で回すM6のフランジボルトやナットの、
標準締め付けトルクは、 ”12Nm(1.2kgf/m)”
8ミリの工具で回すM6フランジボルトでも、
フランジがSHよりも大きくなっている
(フランジだけが10ミリの工具で回すM6のフランジボルトと同様)ものは、
標準締め付けトルクが”12Nm(1.2kgf/m)”です。 |
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シフトドラム取り付けボルト
締め付けトルク:12N・m |
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ゴムキャップを取り付けて・・・ |
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テンショナローラを取り付ける。
ちなみに、テンショナアームを外した場合
カムチェーンテンショナピポットボルト
締め付けトルク:16N・m |
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カムチェーンと
Oリング(小)×2 を取り付けて・・・
エンジンオイルをOリングオイルシールに添付する。 |
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ステータベースを取り付ける。
周りにある、オイルシールを傷つけないように
注意が必要ですね・・・
ステータベースのスクリュ
締め付けトルク: ? N・m |
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パルスジェネレータをボルトクランプで
取り付け、ニュートラルスイッチも忘れず配線する。
グロメット×2に注意しながら行う。 |
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特殊工具を使い、フライホイールを組み込む。
締め付けトルク: 41N・m |
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クランクケース組み込みも終了、
めでたく、90カブ4速ミッション化も完了です。
後は走って見るだけ・・・(喜) |
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L・クランクケースカバーを借り付けして・・・
(カムスプロケットの取付けの際に開ける)
お次は腰上組み込み作業になります。
お疲れ様でした。「腰上126ccボアアップ編」へ |
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ついでにオーバーホールすべぇと、
ナナカンパニーで純正ピストン・他を購入・・・・・・が、
これまでに、あまりに時間を費やしたせいで?
武川126ボアアップキットを購入してしまった。
これには、もうひとつ訳がありますが、
後ほどに・・・(笑) |