カテゴリー別アーカイブ: カブ90を4速化してみる

プレスカブに90エンジンを載替え
4速化にチャレンジ

スーパーカブ90を4速化してみる  その5

toriichi3のバカ秩父巡礼ツーリング工具・部品バイク改造カブをいじる4速化

 

 

 タグ スーパーカブ90を4速化してみる  その5
  問題はすべて解決!

やっと、L・Rクランクケースの組み込みへ・・・

オイルポンプ・強化クラッチなど、
強化パーツに替えながら組み上げ完了・・・

その後、ボアアップなどに伴い各パーツ強化・・・
オイル交換を2度ほど経て、1500km以上になる。
9000rpm、三桁巡航・・・
80走行で共振振動がひどい・・・など

    ・その5・・・(組み込み・強化パーツ交換)
 

L・クランクケースを組み込む

その4より 

ギアシフトフォークを組み込む・・・

写真ギアシフトアームのみ、リトルカブ(4速)と交換

他、ギアシフトスピンドル
ギアシフトリターンスプリング
ギアシフトアームスプリングは3速用を流用

50㏄4速化する場合
90cc用のギアシフトスピンドルを使用するらしい。

手前が3速用、奥が4速用・・・
シフトドラム内側に入るローラー(3×8.5)×2、
外側に入る、ギアシフトドラムピン(4×10)×4
は3速用の物が流用可能ですが、ギアーシフトドラムピン(短)(96220-40100)の
1本は購入する ¥16
ギアシフドラムストッパープレートを4速用に交換

星型になるようですね。

シフトドラムストッパー、
締め付けトルク:17N・mギアシフトドラムストッパースプリング
締め付けトルク:10N・m両方とも、流用可能です。
キックスタータースプリング、
キックスプリングリテーナを組み込む。
キックスタータースプリングを組み込む時は
クランクケースに傷が付かないよう慎重に・・・エンジンオイルを添付・・・
オイルポンプの取り付け 
  126ccにボアアップする予定もありますが、
今回オリフィス拡大はしませんでした。JUN製のオイルポンプ、しなくても大丈夫とあるが、
たぶん105㏄ボアアップまでなら・・・?
オリフィス穴の拡大は必要なのか?
たっぷりエンジンオイルを流し込み・・・
JUN international 強化オイルポンプを組み込む。

マウントスクリュ×3
締め付けトルク:5N・m

遠心クラッチの取り付け 
KITACO クラッチKIT(遠心クラッチ用)
307-1414120 1セット
単価×数量:@¥4,690(外税) × 1遠心クラッチの仕組みを簡単に説明
(下記※2参照)
エンジンオイルを添付しながら

カラー(17㎜)・・・

クラッチセンターガイド・・・
プライマリードライブギア(17T)・・・
・・・までエンジンオイルを添付
プライマリードリブンギア(69T)
ナットロック(14mm)を専用工具で取り付ける。
締め付けトルク:42N・mロックワッシャの爪を折っておくこと。
クラッチアウターカバーを取り付ける。

スクリュ×4
締め付けトルク:5N・m

リフタカムプレート
スプリングオイルスルーを取り付ける。クラッチリフタレバーを取り付ける。この取り付け位置は・・・×
正解はコレ!  位置GO正解(○ちご製菓)
スピリングボールリテーナを取り付ける。
L・クランクカバーを取り付け・・・
クラッチアジャステイングロックナット
締め付けトルク:12N・mL・クランクカバー取り付けボルトを締める。
締め付けトルクはこちらも、 10N・m(下記※1参照)
※2 ちなみに遠心クラッチの仕組みを簡単に説明します。

エンジンの動力がドライブギアまで繋がる様子・・・

エンジンをかけるとピストンが上下して
クランクシャフトが回転する。

クランクシャフト→
遠心クラッチ内Aまでが回転している。

A(ドライブプレート→クラッチアウター→クラッチプレート)

クラッチプレート→ 接触 →フリクションディスク

遠心クラッチ内B(フリクションディスク)→
クラッチセンター&プライマリドライブギア→
プライマリドリブンギア→ミッションへ

ミッション→ドライブギア(Fスプロケット)

ミッション内
(メインシャフト→カウンターシャフト)

遠心クラッチ内のA(クラッチプレート)とB(フリクションディスク)が、
合わさってドライブギアまで動力が繋がります。

上記写真Aを参考

上側がカウンターシャフト
ドライブギア(Fスプロケット)に繋がる。

下側がメインシャフト
プライマリドリブンギアに繋がる。

下記ブログをみれば大変参考になり解りやすいです。

http://diydourakutetsu.web.fc2.com/CUB_zidouenshin.html

 R・クランクケースを組み込む 
ここまでサービスマニュアルと
KITAKO虎の巻(腰下)を参考に作業を進めてきた。
虎の巻で、
クランクケースの締め付けトルクは12N・m
とあるが本当は、10N・mでした。
(下記※1参照)信じきったおいらは、
まだ回るあれっ?
本当にかい?って思っていると・・・
軽くなった・・・ネジ切れたわけですな。  (笑)

キタコ(KITACO) 虎の巻 Vol.4(腰上篇) [品番] 00-0900007

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¥702から
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笑い事ではない、トルクレンチが正常ではない?
とも思いましたが、こちらは正常でした。
これは”SH(スモールヘッド)ボルト”と言って、
締め付けトルクは、 10Nm なんです。
1本切れてしまった時点で全部外して確認すると
8本のうち、3本がボルト部が細くなっている・・・
すべて交換したが、まだ試練がつづくのだろうか(笑)
※1 締め付けトルクが違うので注意!

クランクケースカバーのボルトは、M6(6ミリのねじ)で
六角部が8ミリの工具で回す”フランジボルト”です。

カブのクランクケースのボルトは、 ”SH(スモールヘッド)ボルト”と言って、
標準の締め付けトルクは”10Nm(1.0kgf/m)”です。

10ミリの工具で回すM6ボルトとナットの
標準締め付けトルクは、 ”10Nm(1.0kgf/m)”

10ミリの工具で回すM6のフランジボルトやナットの、
標準締め付けトルクは、 ”12Nm(1.2kgf/m)”

8ミリの工具で回すM6フランジボルトでも、
フランジがSHよりも大きくなっている
(フランジだけが10ミリの工具で回すM6のフランジボルトと同様)ものは、
標準締め付けトルクが”12Nm(1.2kgf/m)”です。

シフトドラム取り付けボルト
締め付けトルク:12N・m
ゴムキャップを取り付けて・・・
テンショナローラを取り付ける。

ちなみに、テンショナアームを外した場合
カムチェーンテンショナピポットボルト
締め付けトルク:16N・m

カムチェーンと
Oリング(小)×2 を取り付けて・・・
エンジンオイルをOリングオイルシールに添付する。
ステータベースを取り付ける。

周りにある、オイルシールを傷つけないように
注意が必要ですね・・・

ステータベースのスクリュ
締め付けトルク:  ? N・m

パルスジェネレータをボルトクランプで
取り付け、ニュートラルスイッチも忘れず配線する。
グロメット×2に注意しながら行う。
特殊工具を使い、フライホイールを組み込む。
締め付けトルク: 41N・m
クランクケース組み込みも終了、

めでたく、90カブ4速ミッション化も完了です。

後は走って見るだけ・・・(喜)

L・クランクケースカバーを借り付けして・・・
(カムスプロケットの取付けの際に開ける)
お次は腰上組み込み作業になります。
お疲れ様でした。「腰上126ccボアアップ編」
ついでにオーバーホールすべぇと、
ナナカンパニーで純正ピストン・他を購入・・・・・・が、
これまでに、あまりに時間を費やしたせいで?
武川126ボアアップキットを購入してしまった。
これには、もうひとつ訳がありますが、
後ほどに・・・(笑)
 ・その1・・・(各ミッションと、L・クランクケース取外し)

その2・・・(R・クランクケース取外し) 

その3・・・(クランクケース取外し) 

その4・・・(4速化する際の注意点とギア比データ・他) 

その5・・・(組み込み・強化パーツ交換)

 

スーパーカブ90を4速化してみる その4

toriichi3のバカ秩父巡礼ツーリング工具・部品バイク改造カブをいじる4速化

 

 タグ スーパーカブ90を4速化してみる  その4
  4速化に伴うすべてのミッションをなんとかクリアー
久々の達成感で、自己満足しました・・・
・・・が、今回かかった費用は莫大な物に・・・
勉強代と考えれば安いのか?高いのか?・・・(笑)
今回、調べたデータを最後の方に記載しておきました。
今後の参考程度になればいいですね・・・
   ・その4・・・(4速化する際の注意点とギア比データ・他)  
その3より 

次々と試練が立ちはだかる・・・
知っている人にはわかることでも、おいらにはわからず・・・

調べて試してやってみて・・・

・最初の試練・・・シフトドラムが違った
付属の4速ギアとノーマル3速のシフトドラム
を組み込んで取り付た・・・
経験したことのある人ならこの写真だけで
2ヵ所の間違いがわかるのでは・・・
ニュートラルスイッチローターは
そのまま3速用を流用する。50㏄4速化する場合
90cc用のローターニュートラルスイッチを使用するらしい。
上のシフトフォークが当たっているので
これが原因だと思いコレを交換・・・・・・でも、ある所で回らなくなる・・・?
下も交換するべきなのか・・・?

ネットで調べることにすべぇ・・・
とPCに電源を入れた所で・・・
なんて検索すればいいんだろ・・・?

・・・?   ふと思う・・・

これってシフトドラムこれでいいのか?

「シフトドラム 4速」で検索・・・

画像が出てきました、明らかに違う4速用の
シフトドラムが・・・     さらに・・・星型見ているサービスマニュアルは「スーパーカブ・
プレスカブ・リトルカブ」、すべて3速なので
どれを見ても、左の写真しか載ってない・・・付属のミッションがミッションAssyすべてならば
こんな苦労無かったと思いますが・・・
左が、4速用のシフトドラム

下左が4速用のカムプレート
下右が3速用のカムプレート

他にもいくつか・・・

ぜんぜん違うではないか・・・(笑)

さらに・・・
「カブ用4速シフトドラム」ってヤフオク出品してあったんで
入札しておいた・・・画像があったんで見たけれど
カブ用とあったんで疑わず入札・・・たまたま見たページで、入札したシフトドラムは
モンキーのリターン式用だと判明・・・、「落札するな」って祈るも、無常にも落札される・・・モンキーも昔はロータリー式だったけど、今はリターン式・・・

おいらのカブもリターン式にすればつかえますけどね・・・

マイナス2500円・・・(泣)

リトカブ(4速)用のシフトドラムとシフトフォーク×2を
組み込んで、回してみる・・・ギアチェンジも、どのギアもスムーズに回る・・・
4速から1速に・・・1速から4速へと・・・ロータリー式 OKです。このやり取りでひと月以上を費やす・・・
 ・次の試練・・・キックスタータが入らない!  ・・・ピニオンギアが合わない
  左は、処理後の写真のためカンターギアと
ピニオンギアが綺麗に収まっているが・・・このピニオンギアが収まらなくて困った・・・原因は、1速カウンターギアが大きいから
入らなかったんですが、それなのに
一生懸命入れようとして・・・時間ロス
  メインシャフト 左が3速、右が4速

この付属していたギアAssyのギアの組み合わせは、
1速11/35  2速17/29  3速22/26  4速24/22
(メインシャフト/カウンターシャフト)

下記表のどれにもあてはまない・・・

  Aのギアをよく見ると・・・

4速のメインシャフトの方がギアが小さい・・・

・・・と言う事は、

  位置関係からすると・・・

A:メインシャフトのギアが小さいという事は
B:カウンターシャフトのギアが大きい・・・
C:だから、ピニオンギアが入らなかったんだ・・・

うすっ暗い場所でやってたし、
腹がつっけぇてかごめなかったから
なぜ入らなのか、気が付かなかった・・・

  目には変わらないように見えるが、
4速の方が見た1コマ大きいようだ・・・ピニオンギアが1コマ小さければ入るのでは?
って、なるまでにさんざ調べたでぇ~・・・以前は先人達のデータがまだ少なかったから
この件は解らなかった・・・
  Cのギア

上の2枚がスーパーカブのキックギア・・・、
下の2枚がリトカブのキックギア・・・

この差が重要だったんだぁ~  (疲)


「リトルカブのキックギアパーツ購入」

ここまでの道のりも長かったなぁ~・・・

3速4速のギアを振り替えて組もうとしたりが、
4速用の内側の楕円の穴が3速用には無いんでダメ・・・

それじゃあぁどうするん?

実際にこのギアがあるんだから
何か方法があるはずだと信じ
またネット検索の日々に時間を要す・・・

ピニオンギアの方を変えてみるかと思いつき
調べてみると、リトカブのキックギアなら21で
ギアが一つ小さい事が解った・・・

こればかりはパーツリストが無いと解らなかったなぁ~

シフトドラムを注文する時もおせわんなりました、
新井輪転」さんありがとうございました。

シフトドラム・他もカスタムのヤツ?それともリトルカブ?
なんて悩みましたが・・・
結局、リトルカブのパーツで揃えて、結果オーライでした。

 ・コレも試練になるのかなぁ?  ・・・コレは使えない!
 

異常なし、クランクケース合体しましょう・・・

ガスケットを・・・   あれっ? 反対?

なんじゃこりゃぁ・・・ぜんぜん合わねぇじゃん!

買いなおすのにまた一週間以上かかった

じぇにもかさんだ・・・(泣)

 ・最後の試練!  謎のピースが鍵だった・・・  

よぉ~しこれで大丈夫だろう・・・

今度こそは、パイルーダー・・・

・・・ON?

パイルダーON!  ・・・?  完全にONしないぞ?

微妙に隙間が・・・閉めればくっつくのか?

そんな訳ないな、なんかおかしいぞぉ・・・

ボルトを締めれば大丈夫だろう・・・
・・・と、一瞬脳裏に浮かんだが、
コレまでのこともあるし、何かおかしいぞ・・・クランクケース横から眺めたとき、
その理由が判明した。
  これまでに、さんざ各パーツを見てきたおかげ?

横から見ながら何度も開け閉めしていたら
丁度4速ギアの出っ張りの部分ぐらいの隙間が
開くんだよなぁ、なんだんべぇ・・・?

左が謎の4速、右も謎の4速
(たぶんタイカブ100EXかwaveC100EXのものだろう)

  しばし考えを回しているとき・・・

付属のミッションにもう一つ付属してきた4速ギア
の事をふと思い出して、確認する・・・なんと
コレがピタリはまった!

コレが最後のピースだったようだ。

この偶然はまさに奇跡ですね。

  今度はピタっと閉まる・・・

思えば長い道のりであった・・・(ほっ)

  再度、確認しながら組みなおし・・・
  たっぷり、そこらじゅうに
エンジンオイルをドバドバかける・・・2度目の組み込み、さっきもたっぷりかけて
やり直しした・・・隅々までオイルがいきわたって
いたのを確認できました・・・かけすぎだろ! (笑)
  クランクをはめ込み・・・

こっちにもオイルをたっぷり・・・

  ガスケット、ノックピンを忘れずに・・・

じゃじゃぁ~ん・・・

  ・・・ってあれっ?

さっきはピタッと閉まったのにまた隙間が・・・

今度はなんなんだ・・・(怒)

だんだんムカっ腹が立ってきたなぁ・・・

 ・本当に最後の試練!  確認したつもりなのに・・・  
さっきここのギアシフトドラムロックプレート引っかかって4速ギアと一緒に外れた時
4速ギアを逆さまに取り付けてしまったようだ・・・ここのギアだけ逆にするんですよね、このギアの内側に
チェンジフリクションスプリングを組み込むためです。リターン式にはない部品ですな・・・

組みなおしてOK!

これでやっと、L・Rクランクケースが組み込めるようになった・・・

クランクケース締め付けトルク:42N・m

シフト関係のパーツはリトルカブ(4速)に変更して
強化パーツを組み込んでいく・・・・・・その5へつづく
・今回、4速化に伴い調べたデータです、今後の参考程度になればいいですね・・・

 ・ ノーマルスプロケットF・Rギア数
チェーンサイズは、420
100EX(428)
フロント
(ドライブ)
 リア
(ドリブン)
2次減速比
リトルカブ(3速) 14T 39T 2.79
リトルカブ(4速) 14T 41T 2.93
スーパーカブ50 13T 40T 3.08
スーパーカブ50(4速) 13T 41T 3.23
スーパーカブ70 14T 36T 2.57
プレスカブ 13T 42T 3.23
スーパーカブ90 15T 39T 2.6
スーパーカブ100EX 15T 37T 2.46
スーパーカブ110 14T 34T 2.43
スーパーカブ110pro 14T 30T 2.14
注)  ・年式、仕様により違いがあるかもしれません。
・プレスカブは42T固定です。
・リトルカブとカブ110プロは14インチタイヤです。

実際に作業をしてみてわかった事

・ドリブンスプロケットが入らなかった!

プレスカブとスーパーカブの中央の穴のサイズが違う、
(スーパーカブの方が小さい)
プレスカブ専用のドリブンスプロケットを購入するべし
買って取付けようとして発覚・・・

プレスカブ用のスプロケットは「42T」固定っていうことで、
小さくしようとしても「38T」しか見つからない。

ドライブスプロケットも「16T」までしか大きく出来ないので、
高速用には向かない車種ですな・・・

ケースを削れば、ドライブスプロケット「17T」まで入る。(90はそのまま入る)

ギアを変えた場合の変則比

16T 42T 2.62
16T 40T 2.5
17T 42T 2.47
17T 40T 2.35

・カブ90 ドライブスプロケットの取付けステー(ネジ間)が、
50と90で長さが違った・・・

チェーン長さ 15T 39T →98リンク
16T 40T →103リンク


・プレスカブドリヴンスプロケット KITAKO(38T)あり

・カブ90の4速化へ必要だったパーツ類

・キックスタータスピンドル    リトルカブ用(21T) 
  ピニオンキックスタータ 2811-GB4-770 \2,343
  ラチェットスタータ 2811-086-700 \2,214
  スピンドルキックスタータ 28251-GES-000 \3,596
・ギアシフトフォーク/       ギアーシフトドラム
  ドラムギアシフト 24301-GES-010 \3,672
  フォーク(L・R) ギアシフト 24211-GB4-770 ¥2829×2
  ピニオンギアシフト
フォークガイド
24263-121-742 ¥156×2  ¥312
(3速部品流用可)
  クリップギアシフト
フォークガイドピン
24263-028-000 ¥151×2  ¥302
(3速部品流用可)
  ピンギアーシフトドラム(短) 96220-40100 \16
  ピンギアーシフトドラム
(4×10)×4
他の4本は3速の部品を流用できる
  ローラー
(3×8.5)×2
3速の部品を流用できる
  ロータリー
ニュートラルスイッチ
3速の部品を使用すること
・ホンダ純正weve4速          ロータりードラムASSY
  変速部品 2430-KRS-830  SDH150FMG2
  リトルカブ用 タイカブ100EX、カスタムも流用?
・ドラムストッパー(星型)   プレートギアシフトドラムストッパー
  リトルカブ用 24411-GB4-771
  カスタム用 24411-KRS-830
SDH150FMG2
・アームギアシフト タイカブ100EX流用?
  リトルカブ用 24630-GB4-772
\1,501
  カスタム用 24630-KRS-830
SDH150FMG2
・クランクケース 
  Rノックピン 90704-035-000
¥75×2  ¥150
  Lノックピン
  カムチェーン
テンションローラー
14502-086-000

・カブ50の4速化へ必要かもしれないパーツ類

・ギアシフトフォーク/ ギアーシフトドラム
  ドラムギアシフト 24301-GES-010 ¥3,672
  フォーク(L・R) ギアシフト 24211-GB4-770 ¥2829×2
  ピニオンギアシフト
フォークガイド
24263-121-742 ¥156×2 ¥312
(3速部品流用可)
  クリップギアシフト
フォークガイドピン
24263-028-000 ¥151×2 ¥302
(3速部品流用可)
  ピンギアーシフトドラム(短) 96220-40100 ¥16
  ローラー4×10 他の4本は3速の部品を流用できる
  ローラー3×8.5 3速の部品を流用できる
  ロータリーニュートラルスイッチ 3速の部品を使用すること
  リトルカブ用タイカブ100EX、カスタムも流用?
  ドラムストッパー(星型)リトルカブ用
  プレートギアシフト
ドラムストッパー
24411-GB4-771 \475
  国産カブ・DX50・リトルカブ4速系(50㏄クランクケース専用)
  天津ホンダ純正CD100
(4速マニュアルスポーツ)
11/35  16/29  22/26  24/22
  ホンダ純正と同じミッション
仕様の中華110㏄(自動遠心)
11/36  16/31  21/26  24/23
   11/35はリトルと互換あり
  ※11/35は1速ギアが低いのでファイナルを変更する方法もある
  クランクケース他各パーツ類の互換性(下記車種同士で互換性ある場合が・・・)
CD90
日本の現行カブ50~110
新大州ホンダ純正(Wave用C100EX)
タイカブ100EX(90㏄クランクケース)
  クランクケース(90・100)・・・互換性あり。
  クランクケース(50)・・・簡単な加工で流用可能
ミッションは微妙に違いがあるので参考までに・・・
  50㏄4速化する場合
90cc用のローターニュートラルスイッチを使用するらしい。
  50㏄4速化する場合
ギアシフトフォーク(90cc用のスピンドルギアシフト)を使用するらしい。

 

4速ミッション(リトルカブ)
カウンターシャフト メインシャフト
4速 23 24 (厚い)
3速 26 21
2速 29 17
1速 35 11
キックギア 21

 

・4速ミッション(waveC100EX、タイカブ100EX)
カウンターシャフト  メインシャフト
4速 23 24 (薄い)
3速 26 21
2速 29 17
1速 35 11
キックギア 21

 

・4速ミッション(CD90・カスタム?)
カウンターシャフト メインシャフト
4速 23 24
3速 26 21
2速 29 17
1速 34 12
キックギア 22

 

・カブ90 3速ミッション
カウンターシャフト メインシャフト
3速 23 22
2速 28 17
1速 34 12
キックギア 22

 

※カブ90(3速)からの4速化の場合
リトルカブのミッションを入れる場合、
メインシャフト側の4速ギアが厚いためにクランクケースが閉まりきらない
タイカブの4速ギアは薄くなっているので、この4速ギアのみ入替える。
さらに、リトカブの1速ギアが35/11のためキックギアが合わない(入らない)
キックスタータスピンドルを22→21(リトカブ用)へ変更するため
上記(必要な部品)3点を交換する。
タイカブ100EX(waveC100EX)のミッションを入れる場合、
メインシャフトの(プライマリドリブンギアを固定する溝)サークリップを挟む溝を
加工する必要あり(溝の切り込みがあまい)
CD90のミッションを入れる場合、
メインシャフト側のギアとケースに隙間が出来る、
この部分の厚みのワッシャーを加えることで流用可能
モンキー系のミッションを入れる場合、ベアリングを交換すれば、流用できるらしい・・・?

 

・ロータりー式 4速ドラムASSY
リトルカブ 4速ギア(メインシャフト側)とキックギアの交換
CD90 メインシャフトとクランクケースの隙間の加工
タイカブC100EX メイシャフトのサークリップの溝の加工と
カウンターシャフトのスプロケットの取付け位置の加工
(チェーンラインの修正)が必要になる。
カスタムも流用可能?
※リータン式ドラムASSYは、ドラムギアシフト・ドラムストッパーなどのパーツが違う

・KEIHIN(PC20Φ) ジェット類セッチング(購入時)

NJ 18334 中段
SJ 38
MJ 105

 ・ジェネレータ(カプラ部)配線
 50プレス 緑赤 ピンク
青黄  黒赤
 90 緑赤
青黄
黒赤
・・・その5へつづく
   ・その1・・・(各ミッションと、L・クランクケース取外し)

その2・・・(R・クランクケース取外し) 

その3・・・(クランクケース取外し) 

その4・・・(4速化する際の注意点とギア比データ・他) 

その5・・・(組み込み・強化パーツ交換)

 

スーパーカブ90を4速化してみる  その3

 http://av.toriichi3.com/

toriichi3のバカ秩父巡礼ツーリング工具・部品バイク改造カブをいじる4速化

 タグ スーパーカブ90を4速化してみる  その3
  4速化のためのクランクケース取り外し作業・・・

いよいよクランケースの取り外し・・・

何事も無く全バラ終了!
ミッションも日の目を見る事が出来た・・・

・・・大変だったガスケットの除去作業で気持ち悪く
なったりして悪戦苦闘・・・デブは大変ですねぇ(笑)

・・・が、本当の試練はココから始まった。

   ・その3・・・(クランクケース取外し)  
その2より 

クランクをL側からR側へ、ひっくり返して・・・

シフトドラムを止めているボルトを外す。

ラバーキャップを外し・・・

ワッシャボルトを外しておく。
クランクをR側からL側へ、ひっくり返して・・・

固着しているので、プスチックハンマーなどで
周り・継ぎ目あたりを軽くたたきながら・・・

慎重に・・・

割る!  「パッカァ~ン」

AUぅ~・・・(笑)

ガスケットが張り付いてなかなか割る事が
出来なかった・・・仲いいんだねぇ~

ウチなんか、きっかけがあれば簡単に・・・(笑)

あっちにもこっちにも張り付いている
古いガスケットを剥がす・・・

おおまかにスクレーパーで除去
残りをプラスチック製のスクレーパーで丹念に・・・

なかなか取りきらないので面倒くさがって
スクレーパーでやったら傷がついてしまったんで、
オイルストーンで補修する事に・・・(泣)

これも夫婦の間に例えると・・・

つけてしまった傷をオイルストーンという名の
別の高額なストーンで補修・・・
・・・という事になるわけですな(笑)

ガスケットリムーバーもあるけど
塗装やゴムも溶かしてしまうので
慎重にやらねばなんねぇ・・・

これも、リムーバーという名のイロイロな・・・
イぃじゃないですか?  エぇじゃないですか?
やるならば、細心の注意が必要ですな・・・(笑)

何かいい方法はないですかねぇ~  どっちの?

ノックピン・クランクシャフトを取り外す。
キックスタータスピンドルAssyを外し・・・
トランスミッションAssy を取り外す。

上   :シフトドラムAssy
右下 :メインシャフトAssy
左下 :カウンターシャフトAssy

クランクケースのお色直し終了・・・
この洗浄が一番大変だったね・・・(笑)
腹のお肉が邪魔して・・・
ずっとかがんで作業して・・・
ガソリンの臭いにやっつけられて・・・

気持ち悪くなってダウン・・・(笑)

磨きの全工程は終了・・・

これからクランクケースの組み込みになる・・・

・・・はず、だったんですがここから試練が始まったんです。

4速ミッションを組んでケースを閉じる・・・
前にもう一度確認して見ようと・・・
ミッションを回したり・・・
ギアを変えてみよう・・・???

あれっ? こっから先回らなくなる?
戻すと回る、さっきは回ったのを確認して組んだけど
そういえば全部試してみなかったな・・・

・・・なんどやってもこの先回らなくなる?

ここからほとんど失敗談というか、「バカじゃねぇけぇ」となります・・・

どうぞ笑ってやって下さい・・・

・・・その4へつづく

   ・その1・・・(各ミッションと、L・クランクケース取外し)

その2・・・(R・クランクケース取外し) 

その3・・・(クランクケース取外し) 

その4・・・(4速化する際の注意点とギア比データ・他) 

その5・・・(組み込み・強化パーツ交換)

スーパーカブ90を4速化してみる  その2

toriichi3のバカ秩父巡礼ツーリング工具・部品バイク改造カブをいじる4速化

 タグ スーパーカブ90を4速化してみる  その2(R・クランクケース取外しと、)
  4速化のためのクランクケース取り外し作業・・・

右側のRクランケースの取り外し、固着した
スクリュ(ネジ)の取り外しにはインパクトレンチ
がいいですねぇ・・・

ネジ山をなめることなくしかも簡単・・・
一応慎重に遠慮しながらやりましたけどね・・・

   ・その2・・・(R・クランクケース取外し)  
その1より 

R・クランクケースを取り外そうとしたら・・・

残ってたエンジンオイルに襲撃される・・・
何コレ・・・バタリアンガス?
・・・バタリアンって古すぎるね  (笑)
・・・でもウチには、もっと古いオバ○リアンがいる
・・・(汗)
絶対内緒だぜぇ (笑)
R・クランクケースカバーを取り外し・・・
 ボールリテーナスプリングを外し・・・
クラッチリフタレバーを取り外す。
クラッチリフタカムプレート
オイルスルースプリングを外し・・・
ポジションチェンジ・・・
こんな感じで・・・
クランクケースL・Rだけなら
車載のまま作業した方が力が入って
作業がしやすいっていうのは分かる気がした・・・
クラッチアウターカバーを取り外し・・・
全然ネジが緩まないので、インパクトレンチを使用
ウソのように簡単に緩んだ・・・
ショクドライバーも使ったりしてやってみたが×さっきまでの苦労はなんだ
取り外すときはコイツがイイな・・・

クラッチアウターカバー
オイルポンプのスクリュ(ネジ)取り外しに使った。

リフタベアリングを外し・・・
14㎜ロックワッシャの爪を起こす。
フライホイールホルダ
ロックナットレンチ
エクステンションバーを使いロックナットを取外す。
ロックナット・ロックワッシャBを外し・・・
クラッチAssyを外す・・・
プライマリドライブギア
クラッチセンタガイドを外し・・・
スナップリングを外し・・・
プライマリドリブンギア・カラーを外す。
余裕があったらJUN製のプライマリドリブンギア
と交換してみるかな?エンジンの吹け上がりをシャープにする、
軽量ドリブンギアらしいですぞ・・・

カブ用SPプライマリードリブンギア(69)

オイルポンプAssyが
ひっくり返したとき出っ張って、
平らに置けないので取り外す。3本のマウントスクリュ(ネジ)も、
インパクトレンチで楽ちん取り外し・・・
これは取り外したノーマルですが、ここで大失敗!

DAITONAのメガオイルポンプと交換する予定で
購入したのはいいんですが・・・

届いてみたら、「遠心クラッチ不可」とある・・・

ネットで確認したら・・・
説明書きに「不可」と表記してありました・・・(泣)

ネットで購入する際は注意しましょう。    (笑)

結果、JUN製のオイルポンプを購入・・・
評判もよく結果オーライですかねぇ・・・「オリフィス加工は必要か?」

「カブ90にJUN製オイルポンプを組み込む」へ

ちなみにオリフィス穴の加工はやめました・・・

ガスケットとカラーを外しておく・・・
オイルストレーナシクリーンを取外し洗浄する・・・
スナップリングを外し・・・
リテーナ・リターンスプリングを取り外す。
リターンスプリングの取り外しは要注意・・・

無理してクランクケースに傷を付けない様に・・・

ボルトを外し、リターンスプリングを取り外し・・・
ストッパアームを外す。
ギアシフトカムプレートを取り外し・・・
シフトドラム上部にあるノックピン×2(内側)と
ギアシフトドラムピン×4(外側)を取り外す・・・
ギアシフトスピンドルを取り外す。
スピンドルアーム・リターンスプリング・・・
ひっくり返して、次はいよいよクランクケースだ。

・・・その3へつづく

   ・その1・・・(各ミッションと、L・クランクケース取外し)

その2・・・(R・クランクケース取外し) 

その3・・・(クランクケース取外し) 

その4・・・(4速化する際の注意点とギア比データ・他) 

その5・・・(組み込み・強化パーツ交換)